いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
「若洲でのアジの釣り方」の記事には、予想を超える多くの皆様にご覧いただきました。
皆さんが1匹でも多くアジを釣って喜んでいただければうれしいです。
1999年から房総半島でアジを中心に10,000匹以上釣ってきた経験から
釣り場を東京・若洲に絞っていろいろ紹介したいと思います。
若洲海浜公園のデータを調査してみると、その年によって釣れる魚種が大きく変化しています。
来年もアジが釣れることを期待しています。
来年のアジ釣りシーズンに向けて、一足早くコマセについてご紹介いたします。
今回はコマセの作り方です。
ご存じの通り釣りは、
1.釣れる場所
2、釣れる時間
3.釣れる仕掛け
4.釣れる餌
これが揃わないと、全く釣れません。
魚は餌を食いません。
たとえお隣さんが釣れていても、全く釣れないこともあります。
同じ仕掛け、餌、コマセを使っても、外房と内房、若洲では場所が違うので釣果が違います。
若洲にも2000年頃から通っていますが、この差を体感しています。
・・・・・
ベテランの方にとっては、「な~んだ!」 という感じだと思います。
しかし、若洲でこのコマセにアジが食ってくること自体が今までは全くありませんでした。
どこからこのコマセを食べるアジが流れて来たのか知りたいです^^
コマセの悩み
コマセの悩みは、こんな感じではないでしょうか。
自分も最初のころは、いやなほど次のような体験をしてきました。
1.コマセが溶けて出る汁が・・・
2.余ったら色も黒ずんで臭いもきつくなってしまう。海に捨てるのが・・・
3.次回にも使いまわししたい・・・
4.アジに人気のコマセにするには・・・
無駄なく使う方法
このコマセを無駄なく使う方法をご紹介いたします。
釣りのベテランの方は、いろいろな方法を考えて試行錯誤して釣れるコマセを作ってきました。
しかし、苦労して考案した配合のノウハウ等はなかなか教えてもらえませんし、奥底は知りえません。
なので自分がやってきた方法で、最も簡単で若洲でも効果があった方法をご紹介したいと思います。
基本は、350円位の1キロの凍ったアミコマセブロック1個で、2~3回のサビキ釣り釣行ができる方法です。
(材料)
1.アミコマセブロック1kg 1個 350円前後
2.パン粉 業務スーパーのローストパン粉100円前後でしょうか 2袋。
3.特殊配合物 (これは来年若洲で実験して釣れたら紹介します)
(作り方)
1.一晩かけてアミコマセをとかします。
2.大きなバケツの中で、アミエビ全部とパン粉を少しずついれてかき回します。
このとき、優しく混ぜてアミエビがつぶれないように、一匹ずつが散らばるようにするのがコツです。
3.均等になるように、パン粉にアミエビを混ぜ、ドリップ(汁)もパン粉に含ませます。
4.パン粉を2袋分が入れ終わっると、パラパラな感じになり、ところどころにアミエビが見える位になります。
パラパラにならなければパン粉を少しずつ追加します。
5.完成したら、ビニールの袋に小分けにして空気を抜きます。冷蔵庫の冷凍室や冷凍庫のもどちらでもOK。.保管します。
6.ここまでくると、臭いは殆ど気にならなくなります。2カ月は十分持ちます。
(使い方)
若洲では、この段階のコマセでアジが食ってきました。
さらに、自作の配合するものを入れるのですが、今回はこれでOKとします。
現地までは、クーラーボックスに入れて置けは、クーラーボックスも冷えてよいですね。
ジップロックか冷凍用100均のジッパー付きビニール袋に保管したコマセを、バケツにいれます。
凍っていますが、すぐに常温に戻り、竿を準備している間に使えるようになります。
ロケットプラかごに半分ほど詰めて、底まで一気に落とします。カゴの窓は半分ほど開けます。
80㎝ほど強く竿を振り上げて、底から30cmくらいにオモリが来るように少し竿を下げ、そのまま待ちます。
ここで食ってきます。
アジが食ってくるタナが決まったら、そのタナを中心にアジを拾っていきます。
使用するサビキは前回の記事を参考にしてください。
https://otto99jp.naturum.ne.jp/e3174592.html (東京湾・若洲のアジを釣る方法)
残った配合コマセは、また袋に戻して持ち帰り冷凍庫に入れて保管します。
現場で汁も残らないし臭いも殆ど無いので、コマセの処理が楽になります。
若洲でアジが釣れるようなり、この10年で海も大きく変化しています。
その時々に合った仕掛けと餌をたえず研究しながら、釣果を上げていきたいですね。
若洲でアジが良く釣れる堤防のポイントがあります。
アジの通り道ですね。
探してみてください。探すのも楽しみです。
マニュアル通りでは釣れません。
是非研究して、たくさん釣ってください。